シロカ ハイブリッドオーブントースターはイロイロできる優等生!
siroca ハイブリッドオーブントースター 特別セット ホワイト ST-G111-PL(W)
「ていねいに・うつくしく・こだわって」のシロカ(siroca)から紹介するのは、2016年11月発売の新製品【ハイブリッドオーブントースター】ハイブリッドの波はトースター業界まで押し寄せています。このトースターは0.2秒で発熱するグラファイトヒーター(上)とコンベクションのハイブリッドで素早く焼いておいしさを閉じ込めるのが特徴です。
【基本情報】
庫内サイズ 幅31.0×奥行27.8×高さ6.0(cm)
重量・・・4.2kg
最大出力・・・1350W
温度調整・・・100~280℃
モード切替・・・4種類(コンベクション・オーブン・グリル・スローベーク)
タイマー・・・30分
付属品・・・トレー、トレー用焼き網
【デザイン】
ホワイトとブラウンの二色から本体カラーを選ぶことができます。ブラウンとなっていますが、ブラックに近い印象です。どちらもシンプルで、どんなお部屋にもマッチしそうです。3つのダイヤルは向かって左からモード切替・温度調整・タイマーになっています。
食パンが4枚同時に焼けるのにスッキリとコンパクト。25cmのピザもそのまま入るゆとりの庫内です。重量は一般的なトースターより1kg程度重くなっていますが、コンベクション機能があってこの重さなら、比較的軽い方だと思います。
【機能・性能】
0.2秒の瞬間発熱と熱風循環で素早く焼いておいしさを閉じ込めるシロカのトースター。ヒーターの放射熱とコンベクションの対流熱を合わせた新しいハイブリット加熱方式です。ヒーターはアラジンのトースターにも使われているグラファイトヒーター。0.2秒で発熱し、遠赤外線で中までしっかり加熱します。ヒーターは3本搭載されていますが、グラファイトヒーターは上の1本、下の2本は通常のヒーターになっています。
ハイブリット加熱で、表面は急激に加熱し、パンの水分を中心に移動させ、パン本来の水分をしっかりと残すので、外はサクサク中はモチモチ。軽い食感お美味しいトーストが焼き上がります。
温度調整は100℃からできるのでトースト以外にも焦げやすいクロワッサンやバターロール、カレーパンの温めなおしも可能です。
異なる食材の同時調理も可能のようですが、ヘルシオグリエの過熱水蒸気とは違うので調理時間や焼き色に注意が必要だと思います。
ハイブリット加熱のおかげで、予熱なしでノンフライ調理が可能ですが、高温になる反面、連続して使用する場合は、扉を開けて2分間ほどのクールダウンが必要になります。
【ここがイマイチ】
広い庫内は魅力的ですが、一方で庫内の高さが低く、扉を開けても焼き網のせり出しは大きくないので、奥の方にあるものは取り出しにくいと感じました。調理の内容にもよるので一度現物を見ることをオススメします。
また、調理に必要な温度や時間の目安も本体には表示されていません。デザインが良いので貼りたくない気持ちもわかります。説明書と一緒に目安を書いたシールは付属しているのですが「本体には貼り付けないで」と注意書きがされていますので、注意してトースターの近くに貼るようにしましょう。(本体が高温になるので事故防止のためだと思います)
【総評】
コンベクション機能付きのトースターの中では実勢価格が23,000円程度で高価なものになります。グラファイトヒーターとのハイブリッドなので、ヒーターとの差が価格の差になっていると思われます。バルミューダのThe Toasterと比較する人も多いのではないでしょうか?迷ったときはパンに特化したバルミューダか?パン以外にも汎用性のあるシロカか?で選んでも良いかもしれません。
価格と機能を考えると、ちょっとコストパフォーマンスは良くないかもしれませんが、オシャレな見た目と美味しいく口当たりの軽いトースターを毎朝食べることができるのは魅力的です。
見た目はオシャレで調理の幅も広い。こんな家電が一台あると料理や朝のトーストが楽しみになるかもしれません。
ハイブリッドオーブントースターST-G111にはST-G121という品番違い製品もあります。G121は付属品にピザストーンが追加されますので、ピザ好きな人はコチラが良いかもしれません。メーカー希望小売価格は何と同じです!実勢価格もピザストーン付が高いというわけではないので、G121の方が得かもしれませんね。